静岡県掛川市で毎年11月に開催しているFESTIVAL de FRUE(フェスティバルジフルー)は2022年で開催は6回目!今年前半には、同じ運営の下、東京でのFRUEZINHO(フルージーニョ)。ポルトガル語を知るひとはニヤッとしてしまう縮小辞の使い方!FESTIVAL de FRUEの縮小版で3アーティストによる1日限りのライブとなりました)や大阪、名古屋でのFRUEZINHO出演アーティストによるライブツアーなどによって知名度は上がりつつも、掛川は広い会場なのでのびのびと音楽が楽しめるのは魅力の一つです。
音楽だけではないのがFRUEの特徴の一つです。
「フェス飯」と言ってしまうとあまりいいイメージがないかもしれませんが、FRUE の魅力として、フードブースのレベルが非常に高いことも挙げられます。昨年の FESTIVAL de FRUE 2021では、有名カルチャー誌の取材もあり、FRUE のフードブースに特化した記事が公表されるなど、「FRUEと言えばごはんがおいしい!」というのも定着してきています。
この背景にいるのがフードプロデューサーです。実は食だけでなく、ブラジルに詳しいこの方の存在で、各所に「ブラジル」の要素が見られるのもGuia JPの読者の方にはきっと響くのではないでしょうか。フードエリアにあるメインバーの名前はBar Curupira(バークルピーラ)という名前!ビールやワイン、焼酎、日本酒に混ざってカシャッサもあるのです。
今年は、地元静岡のクラフトビールとともにブラジル食材を使ったオリジナル商品を作るなど、普通にブラジルに関係するものがちりばめられていて、それを発見する楽しみがあります。
音楽好きがたどり着くフェスとも言われており、少し玄人向けの音楽ラインナップではありますが、音楽を浴びながらおいしいお酒と食事で非日常を味わいつつ過ごす2日間を体験してみてはいかがでしょうか。都内からだと新幹線で掛川まで行けば、会場まではすぐ!公共交通機関でサクッといけるのもよいところです。
次号ではどんな「ブラジル」が発見できたかご報告したいと思います。
ブラジルと日本をつなぐ国際交流団体 Kimobig Brasil