リオデジャネイロ

新型コロナウイルスの流行がおさまらず、自宅にいる時間が増えた人も多いのではないでしょうか。私自身、家には寝にだけ帰るような生活をしていた私も週に何度か近くの徒歩5分のスーパーマーケットへ食料品を買いに行く程度。どうせマスクをすると思い、化粧もせず、毎日〇ニクロの服を着て、代わり映えのしない日々を過ごしています。 もともとオシャレには疎いこともあり、クローゼットの中にある洋服は、数年間ラインナップに変化がありません。先日、外出先であいた時間に洋服を見にファッションビルの服屋さんへ入ったものの、どうもコレ、という服もなくすぐに出てしまいました。数年着ている服でいることから、ちょっと恥ずかしくソワソワしてしまったのも正直なところ。服を買いに行く服がない状態です。また、子供が小さいのでヨダレや鼻水をつけられること、そもそも外出が減っているので着ていく先もないこと、などが頭を過り結局その日は何も買わず。気がつけば苺大福を食べていました。結局、「食」へ走る…。 あまり服への投資をしてこなかった私ですが、数年前にブラジルへ行った際に購入したお気に入りのFARM（ファーミ）アウターを持っています。このリオデジャネイロ発のブランドFARMは、日本の洋服ではあまり見ない明るいビビッドな色遣いやパターンが特徴です。正直、私が持っている２着のニットアウターは扱いやすい素材でもなく日本で羽織る機会もあまり多くないのですが、これを着るととにかく気持ちがあがります。他にもワンピースも持っていますが、背中がぱっくりあいていて、あまり日本で着る機会がなく、こちらはタンスの肥やしになっています。 先日会ったブラジル人の友人が素敵なジャケットを着ており、既視感があると思ったらFARMのものでした。彼女曰く何と日本でもネットでFARMの商品が購入できるとのこと。アメリカのFARMから購入することになるので関税などがかかるそうなのですが、注文したら数日で届いたそう。 私も早速見てみたらFARM USのサイトは英語表記、金額は日本円で表示されています。サイトを見ているだけで楽しくなるFARMの洋服。決して安くはないのですが、手が届かない金額ではありません。家にいながら人の目も気にせずショッピングでき、私も久々に服が欲しくなりました。好きな服を着て、自由に外出できる日が来るのが待ち遠しい。